ニッポンの屋根にニュースです!
太陽光発電システムを付けるなら、今がチャンス!その理由とは?
1. 国の補助制度がスタート!さらに各自治体も続々と対応!
2008年度より国の補助制度がスタート。
住宅用太陽光発電システムを設置する人に対して、
太陽電池モジュールの公称出力1kWあたり7万円が補助されます。
こうした補助制度は、全国の各自治体にもあるため、それらを併用することも可能です。
また、補助制度以外にも、融資あっせんや利子補給などを行なっている自治体もあります。
システム価格を70万円/kWとすると、ほぼ17%程度が補助金でまかなえることになります。
※補助制度の有無や金額等については各自治体によって異なります。
※各々の補助制度は手続きが異なっており、合計額が一括して支払われるわけではありません。
※予算の総枠や定員の上限等の制約で、募集・受付が終了している場合や、金額の変更が行われている場合もございます。
2. 余った電気は買い取ってもらおう!
電力会社と契約すれば、自宅に設置した太陽光発電システムが発電する電気を売ることができます。
季節や時間帯等の条件により発電量は異なりますが、余った電気を売るのがこの仕組みです。
契約すると、面倒な手続きや操作等は必要なく、売った電気の料金は個人の口座に毎月振り込まれます。
今年11月からは、売電価格24円/kWhとなって、今までの倍額となります。
3. 省エネマインドを高め、エコノミーライフを!
「太陽光発電システムと省エネはどう関係するの?」と思われる方もいらっしゃるでしょう。
でも、多くの太陽光発電システム・ユーザーから聞かれるのが、「システムを設置してから、節電するようになった」という声です。
その理由の1つに、モニターの存在があります。
このモニターは一般的にはオプションですが、発電量や消費電力量が数字で表示されるので、それまで何気なく使っていた電気に対する意識が変わり、自然に省エネ行動がとれるようになるのです。
「選択や炊飯は安い夜間電力を使ったり、工夫しながら省エネライフを楽しんでいます。」
「子どもが電気をこまめに消すようになった。」
こうした話はよく聞かれるところです。
太陽光発電システムの設置は、知らず知らずのうちに省エネマインドを高めることにつながります。
エコノミーライフを実施することで、家計にはさらにメリットとなります。
4. 個人ですぐできる、地球環境への貢献
太陽光発電は、石油を燃焼させて電気を起こす火力発電と違い、発電時に地球温暖化の原因とされるCO2(二酸化炭素)を発生させないクリーンなエネルギーです。
太陽光発電システムによるCO2削減効果は、年間で314.5kg/kW、原油に換算すると、削減量は年間で227ℓ/kW(※結晶系シリコン太陽電池の場合。太陽光発電協会調べ)。
3kWのシステムの場合、約680ℓ(ポリタンク38本分)となります。
同じ電気を使っても、太陽光発電なら、それだけ地球環境に負担をかけない生活ができるということです。
わが家の屋根をクリーンなエネルギーを作り出す発電所にする。
それは、地球の未来を考えることでもあります。
さあ、あなたも太陽光発電を始めてみませんか?
もうひとつの理由
優れたエネルギー源
〜EPT、EPRから見る太陽光発電の性能〜
さまざまなエネルギー源の性能を比較する指標に、EPT(エネルギーペイバックタイム)とEPR(エネルギー収支比)があります。
これは、発電システムの製造などに要したエネルギーに対し、どれだけたくさんのエネルギーを得られるかを示すものです。
EPTは、生産時に必要とするエネルギー量を何年で回収できるかを示す数値で、これが短いほど優秀。
結晶系太陽電池のEPTは、1.4〜2.6年、薄膜系で0.96〜1.9年と言われています。
つまり、それ以降まったくクリーンな電気を作り出せるというわけです。
一方、EPRは生産から廃棄までに必要とするエネルギーの何倍の量を発電できるかを示す数値で、これが大きいほど優秀。
太陽光発電システムの寿命を30年とした場合、EPRは12〜21倍(最新技術で16〜31倍)と見積もられています。
これは、一般的な火力発電所の性能(6〜21倍)を超えつつあり、今後も伸びることが見込まれます。
これらの数値から見ても、太陽光発電が実用に耐える優れたエネルギー源であることが分かります。
出典:独立行政法人 産業技術総合研究所ホームページ、太陽光発電研究センター「再生可能エネルギー源の可能性」2008/11/6更新
福井県内の補助金制度については、以下をご覧ください。
http://ecoplanf.com/modules/tinyd1/?id=12