このプロジェクトは、「H24年度環境省 地球温暖化防止に係る国民運動におけるNPO・NGO等の民間団体とメディアとの連携支援事業」の採択事業として、下記「ふくいグリーンオイルネットワーク」による共同事業です。
(期間 2012年7月27日~2013年2月28日)
・特定非営利活動法人 エコプランふくい(福井県地球温暖化防止活動推進センター) ・福井県民生活協同組合 ・社会福祉法人コミュニティネットワークふくい(C・ネットふくい) ・福井県環境政策課 ・坂井市生活環境部環境推進課 ・JA越前丹生 ・(株)のむきのエゴマ ・スターランド特産加工部 ・とんぼふぁーむ(株) ・(株)福井新聞社 ・福井テレビジョン放送(株) |
詳しくはこちら→ http://www.fukui-tv.co.jp/eco_yuden/index.html (福井テレビHP)
下記内容は、HPより抜粋
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福井県は油揚げ消費量日本一(6452円/年 04-06年平均家計調査)、福井市はカツレツの支出金額日本一(3381円/年 平成20~22年平均 統計局 全国平均の2.1倍)と油使用が多く、軽油代替となるバイオディーゼル燃料の原料である植物廃食油が地域資源として豊富に眠っています。 バイオディーゼル燃料(BDF)は、植物由来の廃食油を原料としていて、カーボンニュートラルによるCO2の削減効果のほか、排ガス発生が軽油の1/3に削減でき、硫黄酸化物もほぼ出ないため「環境に優しい」燃料です。 「ふくい グリーン油田プロジェクト」は、この地域資源を再生エネルギーとして活用し、地球温暖化防止活動につなげていくため、「ふくいグリーンオイルネットワーク」を立ち上げ、廃油回収・バイオディーゼル燃料製造・利用を結び、資源循環型社会を目指すプロジェクトです。 | |
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| 廃食油の多くは、生活排水として河川に流され、環境破壊の要因ともなっています。 また、使用済み食用油を「固める」あるいは 「紙に含ませて捨てる」といった行為は、新たなゴミを生み出します。捨てていた廃油を回収し精製することで、今まで捨ててい た使用済みてんぷら油が新たな資源に生まれかわります。回収した廃食用油は、バイオディーゼル燃料に変え、県内の農機や建設機械などで使用されます。 皆様のご協力をお願いいたします。 | |
| 【福井市内・坂井市内・越前市内】 ※目標回収量 3700リットル (回収期間:2012年8月1日~10月31日 予定) |
| | Cネットふくい 丸岡南中事業所(常設) 住所:坂井市丸岡町高瀬15-11-1 | | 福井県民生協「Hearts」志比口店・羽水店・はるえ店・学園店・たけふ店 →8~10月の第3土曜日(8/18・9/15・10/20) 受付時間/9:30~18:00 | | JA越前丹生の農産物直売所「丹生膳野菜」(8~10月末 9:30~18:30) | | 坂井市エリア(本庁環境推進課または各総合支所市民課開庁時間内) | | 8/3・4・5 ペンタワイワイ夏祭り会場内専用ブース | | 10/6・7・8 大和田 元気まつり会場内専用ブース(予定) | |
| (1) | 使い終わった油を、ごみをできるだけ取り除き、使用済油容器や、ペットボトルに移しかえます。(よく冷ましてから) | (2) | 最寄りの回収場所で、各自回収ボックスに入れてください。 | | |
| BDFとは(Bio Diesel Fuel バイオ ディ-ゼル フュ-エル)の略で、廃食用油や菜種など植物油からできる燃料です。 化石燃料から作られる軽油の代わりとなり、自動車や農機・重機などのディーゼル車に利用されます。 | |
| ■BDF利用のメリット ◆ | 二酸化炭素(CO2)排出量がゼロ | | BDFは、大気中の二酸化炭素を吸収した植物からつくるため、燃焼によってCO2を排出しても、全体でみるともともと大気中に存在した以上の二酸化炭素を増やさないカーボンニュートラル燃料です。 廃食油の再生利用することで地球温暖化防止、CO2二酸化炭素の削減に貢献できます。 | ◆ | 排気ガス中の有害物質を削減 地球環境に優しいクリーンなエネルギー | | 従来の軽油と比較して、ぜんそくやアトピーなどの原因と言われる硫黄酸化物の排出はほぼゼロ。 大気汚染の原因となる黒煙は軽油の3分の1と非常に少ない環境にやさしい資源循環型燃料です。 | ◆ | 化石燃料節約 | | いずれ枯渇してしまう化石燃料に対して、地球の自然の中で繰り返し再生可能なエネルギーです。 | ◆ | 下水処理負担軽減で社会貢献 | | | ◆ | 一般のディーゼルエンジンに使用可能 | | ディーゼル車に使用することが可能です。特別な仕様変更をする必要はありません。 | ◆ | 軽油引取税は課税対象外 | | バイオディーゼル燃料100%使用であれば、軽油引取税は課税対象外となります。 ※混合した場合、燃料炭化水素油として扱われ、軽油引取税の課税対象になります。 | ■BDFには、デメリットもあります! ◆ | 品質が劣化しやすい | | 熱の影響や空気と触れることによりにより酸や固まりを発生させることがあり、 バイオディーゼル燃料は品質が劣化しやすい性質を持っています。 | ◆ | 運行前の点検や定期的なメンテナンスが必要 | | バイオディーゼル燃料に不純物が含まれていると、燃料フィルターが詰まりやすくなります。 また、BDFは水と結びつきやすい性質を持っているため、結露等の発生により燃料フィルターの 目詰まりがまれに生じる可能性があります。運行前点検、定期的な水抜き・交換が必要です。 さらに、バイオディーゼル燃料は天然ゴムを浸透・膨張させるため、燃料ホースを耐性の強い部品に変えたり定期的に チェックする必要があります。 | ◆ | バイオディーゼル燃料の固形化 | | バイオディーゼル燃料の性質として、気温が0℃以下になると、 燃料中にロウ分(固形脂)が発生する可能性があります。そのまま使用しますと燃料フィルターを詰まらせてしまう原因 となります。冬場使用の際には、燃料フィルターの水抜き・定期点検などがより必要になります。 | ◆ | 給油できる場所が少ない | | | ◆ | メーカー保証を受けられなくなる場合がある | | バイオディーゼル燃料を利用するとメーカー保証を受けられなくなる場合があるため、メーカーにご確認が必要です。 | | |
| 植物油はそのままだと粘度が大きいことと引火点が高いことによりディーゼル燃料としては使えません。そこでメタノールを加え、アルカリ触媒によりメチルエステル化させて粘度を小さくし、引火点を低くし、軽油に近い性状のバイオディーゼル燃料とします。 なお、精製の際には副産物としてグリセリンができます。 ※BDF精製は、コミュニティネットワークふくい南中事業所で8月1日~12月31日に実施。 |
| >>まずはお問い合わせください。 □ | 農機・建設機械など | ※ | 使用協力にあたっては、フィルターが詰まり・交換が発生するなどをご理解いただいたうえで、「ディーゼルエンジン・BDF100%」での使用厳守。 | ※ | 生活交通バス・ごみ収集車・漁船・観光船は安全性を鑑み、H21国交省HPガイドラインなどを参照しながら、使用者と協議を持ったうえで検討頂くかたちになります。 | □ | 一般のディーゼルエンジンに使用可能 | | ディーゼル車に使用することが可能です。特別な仕様変更をする必要はありません。 | | | □ | 軽油引取税は課税対象外 | | バイオディーゼル燃料100%使用であれば、軽油引取税は課税対象外となります。 ※混合した場合、燃料炭化水素油として扱われ、軽油引取税の課税対象になります。 | | | □ | 車検証への記載 | | バイオディーゼル燃料100%を使用して公道を走行する場合、車検証の燃料欄の変更が必要です。 | | | ※BDF燃料にはデメリットもあります。 >>詳しくはこちら | |